レビットのドリルの穴理論

マーケティングにおいては、「レビットのドリルの穴理論」が非常に大切な考え方と言われています。レビットはマーケティング界のドラッカーとも言われるアメリカの学者であり、マーケティングの発想法としても紹介されています。「レビットのドリルの穴理論」とは、お客が本当に欲しいものは何なのかを考えるという発想です。例えばホームセンターにドリルを買いにきた人がいるとします。その人は店員に「6mmのドリルはありますか」と尋ねます。店員が「品切れです」と答えると、そのままお客は帰ってしまいます。一見普通の会話に聞こえますが、これは買い手が本当に欲しいというニーズを逃してしまっている状態とも言えます。ここで店員が「それは何をするための穴なんですか?」と聞いたとしたらどうでしょうか。もしかしたら別の物で代用できたかもしれませんし、穴の開いた板を使えば解決できた問題だったかもしれません。お客がドリルを欲しいと言ったときには、店員の立場からつい良いドリルの性能などを説明したくなってしまいますが、お客からしたら「どうしたら問題解決できるのか」という部分が最も重要と言えます。「レビットのドリルの穴理論」は、こうしたお客の問題を理解した上で、きちんと解決できるためのものを考えられているのかという問題点を提示しています。これはホームページ作成をする上でも同じ考え方です。自社のホームページは、お客の問題を解決できるような作りになっているでしょうか。一方的にドリルの性能を説明するような、意識がズレた状態になっていないでしょうか。この「レビットのドリルの穴理論」を思い出しながら、本当に求められているものは何なのか、自社のサービスでできることは何なのかを考えながらホームページを作っていきましょう。